この記事は、流産後に不育症を考え、検査について先生に相談した記録です。PGTA検査・Gバンド検査など医療用語が出てきます。体外受精で授かった2回目の妊娠の流産のあとの体験談です。検査の内容や選択は病院や人によって異なります。
▶ 前回のお話:流産後の処置と絨毛検査|麻酔なしの痛みと、水子供養までの日々
「また戻ってきてね」のあとに込み上げた不安
水子供養に行って、自分の中から「また戻ってきてね」という言葉がすんなり出たことで、今後のことを考え始めます。
でも、正直、またこういうことがおこるかもしれないと思うと足がすくむ。
なんで、こんなことになったんだろう。
次に授かったとして、無事に出産までいけるのだろうか。
もしかして不育症?でも、最後の方までずっと元気に育ってたのに・・?
色々、考えても、夫婦で話し合っても結局答えは出ません。
とにかく治療を再開するなら、不妊治療クリニックに予約を入れなくては。
「時間を取ってほしい」とお願いした電話
おこった出来事と今後のことを先生に相談したい。
でも、普通の診察時に話すととても長くなり他の患者さんに迷惑がかかる。
電話の際に「今後のことを相談したいのですが、とても話が長くなりそうなので、できれば先生に時間を取ってもらいたい」とお話ししました。
とても忙しいだろうから、こんなことをお願いするのも心苦しかったのですが、先生はその日のうちに時間を作ってくださいました。
すぐに対応していただけるとは思ってなかったので、とてもありがたかったのを覚えています。
なじみのある診察なはずなのに、初めて来たは言い過ぎですが、前とは景色が違って見えました。
その中で、経緯と今後の希望として、なぜ流産するのかが知りたいから不育症検査を受けたいこと、を伝えました。
PGTA検査とGバンド検査、2つの選択肢
先生はまず、PGTA検査のお話をしてくれました。
PGTA・・受精卵の細胞の一部を採取して子宮に戻す前に染色体の数に異常がないかを調べる検査です。
ただ、もう凍結してあるので1回融解して細胞を採取し、また凍結という流れになるので胚にダメージはある。あとは費用が1個につき数万円かかるということ。
そして、もうひとつはGバンド検査。Gバンド検査・・血液検査で夫婦の染色体を調べる検査
大学病院ではなく、横浜の不育症専門クリニックへ
不育症の検査希望で、大学病院に紹介状を書いてほしいとお願いしたところ、実はもう不育症に関する検査はすでにしていると。
結局、大学病院に行っても同じ項目の検査しかできないことを知り、事前に調べていた横浜の不育症専門のクリニックの話をしました。
そこでしか受けられない独自の検査がある。
絶対に流産の原因が知りたかったので、そこへの紹介状をお願いしました。
2つの検査、PGTAとGバンド検査についてはGバンド検査は受ける。
PGTAは胚へのダメージが心配なのと費用・・あと、2回とも稽留流産ではなかったことから自分の中で胚が原因ではないかも・・と思ったのもあり、やらないことにしました。
「もうやるしかない」
1時間以上、お話ししたと思います。
先生と話す中で心の整理もでき、診察室を出る頃には随分気持ちも落ち着きました。
「よし。もう1回頑張ろう!」ってところまではまだ気持ちは持って行けてなかったけれど、初めに感じた診察室の違和感もなくなり、前と変わらない感覚が戻ってきました。
「もうやるしかない」
第2章?第3章?の始まりです。

