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流産した日|妊娠11週、赤ちゃんとお別れした夜の記録【体外受精】

不妊治療の記録
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この記事は、流産に至った妊娠の記録です。読むのがつらいと感じる方は、どうか無理をなさらず、ここで閉じてください。

体外受精で授かった2回目の妊娠・妊娠11週のときの、私自身の体験談です。症状の感じ方や経過は人それぞれ違います。今まさに出血や痛みがある方は、検索よりもまず病院に連絡してください。

ウトロゲスタンを入れる指に、血が

ウトロゲスタンを入れなくてはと思いトイレへ。

不妊治療ではずっとルティナス膣錠を使っていたので、アプリケーターがないのがとても不便・・指で押しこまないといけないなんて、出血してる私には色んな意味でハードルが高い。

それでも、奥まで入れないと出てきてしまうし・・押し込んだ後、確認したら指に血が・・まだ、出血は止まってない。

1人では落ち着かなくて、旦那に電話したりお姉ちゃんにLINEしたり。母には出血してることだけは伝えましたが、あまり心配はかけたくなくて入院することは言えませんでした。

トイレに行くのが怖くて、ギリギリまで我慢。我慢の限界でトイレに行くとまだ出血。7週で流産した時と状況、何より症状・感覚が同じで気が気じゃありませんでした。

誰かの気配の中でも、結局はひとりだった

何回目かのトイレで大量に出血。これはまずいと思って、看護師さんに連絡したら病室まで来てくれて、私の様子・状況を見てナースコールの近くのベッドに案内されました。

しんとした病室に1人でいるよりは誰かの気配を感じながら過ごしたほうがいいと思いましたが、どんな環境にいても結局は1人。

7週で流産した時も旦那は側にいたけど、結局、自分の体の中で起こってることは自分しか向き合うことはできない。とても孤独でした。

隣から聞こえた産声——頭の中で「なんで」が渦巻いた

急に「いたーーーーーい!!!」という声が。

何?びっくりして周りを見回すとどうやら分娩室が近いようで、お産をしてる人の叫び声でした。産婦人科なのでそういう声が聞こえてくるのは不思議じゃありません。

「あんなに叫ぶんだ・・相当、痛いんだろうな・・」

しばらくしたら、すっごい可愛いうぶ声が聞こえてきました。

(こういう声も聞こえる・・そうだよね・・)

無事にこの世に誕生できた命と今まさに危険に晒されてる命・・

なんだかとても悲しくなってしまい、しくしく泣きました。

9週の壁も超えて、12週の壁があるとはいえ、心拍も順調だし大きさ的にも問題なさそうだったのに。不妊治療クリニックを卒業して母子手帳ももらったのに・・なんで?

頭の中では「なんで?」がずっとぐるぐるしていました。

「子宮」とだけ言った先生の言葉

その間もずっと出血してたので、先生に内診してもらうことに。時間は結構遅くなっていて、午前は回っていたと思います。

内診台に座って待っていたら、明らかに「寝てました」というような男性医師がやってきて、エコー開始。赤ちゃんは相変わらず、元気。

(よかった・・・)

でも、エコーをしてる間もずっと出血してる感覚。「どこからの出血ですか?」と聞くと男性医師は「子宮」とだけめんどくさそうに答えました。

この医師が発した言葉は他にもあったかもしれませんが、めんどくさそうに言われたその言葉だけは4年経った今でも忘れられません。

(子宮・・)

それを聞いた時にもうどうすることもできないことを悟りました。出血を止める術はないだろう。それは赤ちゃんを助けることができないということ。

旦那との電話、そして2回目の妊娠が終わった瞬間

病室に帰って旦那に電話し「今回もダメそう。ごめんね」と泣きながら伝えました。旦那も泣いてました。泣きながら「頑張れ!」って。

赤ちゃんに言ってるのか私に言ってるのか・・どっちにしろもう頑張れない。

お別れの時が近づいてることが、感覚的にわかりました。

旦那との電話を切って5分も経たないうちに大量に血が出る感覚。

(もうダメだ)

急いでトイレに行きあらかじめ渡されていたトレーのようなものを手に持ち、便座に座る。7週の時と同じ、ニュルっと何かがでる感覚。

2回目の妊娠が終わった瞬間でした。

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